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新築住宅でキッチンを選ぶポイントは?おすすめメーカー・レイアウト・各パーツの選び方

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新築住宅を建てるときに、特にこだわりたいところとしてあげられるのがキッチンです。キッチンはパーツごとに選択肢が多くあり、また選ぶものによって使い勝手もデザイン性も大きく変わってきます。ここではキッチン選びに重要な失敗しないためのポイントや、各メーカーこだわりの最新の設備も合わせて紹介します。

 

おすすめのキッチンメーカーと特徴

キッチンはメーカーによってさまざまな特徴があります。各メーカーのおすすめポイントをしっかり把握して、あなたにピッタリのメーカーを選びましょう。

メーカー①タカラスタンダード

タカラスタンダートの一番の特徴は「ホーロー」を使用したキッチンだということ。汚れや熱や衝撃に強いホーローを、キッチンパネルや収納、レンジフードに使用していてお手入れもしやすくなっています。

メーカー②TOTO

水栓機器メーカーのTOTOは、水周りに強いのが特徴です。操作性や水の流れまで考えて作られた水栓や、水を電気分解してつくるきれい除菌水で排水溝のぬめりやまな板や包丁の除菌ができます。

メーカー③クリナップ

クリナップは日本で初めてシステムキッチンを開発した会社です。キャビネットやキッチンの骨組み自体に、水やサビに強い「ステンレス」を採用しているのが特徴的。熱や汚れにも強いため手入れもらくらくです。

メーカー④LIXIL

LIXILは、商品のラインナップが豊富。セラミックのワークトップや、10年洗わなくてよいレンジフードなど他にはない商品も多数もっているため、こだわりに合わせて商品を選べます。

キッチンの主なレイアウトは2種類!

キッチンを考えるうえで最初に決めておきたいのが、キッチンのレイアウトです。

キッチンのレイアウトは大きくわけると「壁付けキッチン」と「対面キッチン」の2種類があります。

 

壁付けキッチン

壁付けキッチンは、壁を向いて作業をするレイアウト。部屋の端にあるためデッドスペースが少なく、リビングやダイニングを無駄なく活用できるのがメリットです。

 

すぐ近くにダイニングテーブルを置くレイアウトが多いため、調理したものの配膳や片付けも簡単。周りが壁なので、油や水撥ねがあってもサッとふき取るだけでお手入れも簡単なのがうれしいですね。

 

デメリットは、リビングやダイニングに背を向けて調理するため、家族の様子がわかりにくいところ。料理に集中したい人や、お子さんが大きい人におすすめのレイアウトです。

 

対面キッチン

対面キッチンは、リビングやダイニングを向いて作業をするレイアウトになります。

 

子どもやペット・高齢者がいる場合に家族の様子をみながら調理できるのがメリット。リビングのテレビを見ながら、お料理や片付けもできます。

 

対面キッチンは「フルフラットタイプ」と「キッチンの正面に腰壁をつけるタイプ」があります。フルフラットは開放的な空間を演出できるのが特徴。腰壁タイプは手元を隠すことができるので、キッチンが散らかっていてもリビング側から見えづらくなります。

 

キッチンパーツを選ぶポイント&おすすめ最新機能

キッチンを選定するときは、水栓金具や調理機器などパーツを一つ一つ選ぶ必要があります。パーツ一つを取っても使い勝手が大きく変わってきますので、前もってどういった商品があるのか確認しておきましょう。おすすめの最新機能を搭載した商品も合わせて紹介します。

ワークトップ

以前はステンレスのワークトップが主流でしたが、最近はさまざなま素材のものがあります。各メーカーが力を入れているポイントの一つなので、お手入れ面やリビングなどのインテリアと合わせて考えるといいですね。

 

人工大理石はカラーバリエーションが豊富。LIXILやクリナップでは、熱や傷に強い焼き物のセラミックトップも選択肢に入ってきます。TOTOの光を透過する半透明のエポキシ樹脂を使用したクリスタルカウンターも評判です。

シンク

シンクもワークトップと同様、さまざまな素材があります。ワークトップと同じ素材で合わせると統一感がありますが、特に汚れやすい部分なのでお手入れしやすいものを選ぶと使いやすいでしょう。

 

ステンレスは、汚れが目立ちにくいのが特徴。人工大理石は明るい色のためステンレスと比べるとコーヒーなどの色移りが目立ちやすいですが、表面をこすると簡単に汚れをとることができます。

 

水栓金具

最近は、非接触タイプのタッチレス水栓が人気。調理中に手が汚れていても、水栓金具を触ることなく水を出し止めできます。水がだしっぱなしにならないので、節水効果も高いですね。

 

また浄水と水道水が簡単に切り替えできる、浄水器一体水栓も各社販売しています。後付けの浄水器に比べてすっきりしたデザインのため、対面キッチンでも目立たずスマートなのがうれしいですね。

 

加熱機器

加熱機器は、ガスコンロとIHコンロの2種類があります。シンプルな機能のものから、ハイスペックなものまであり、それによって価格も大幅にかわるので予算に合わせて検討しましょう。

 

特徴的なものでいうと、パナソニックのワイドコンロは横並びで3口コンロがあります。奥にコンロがないため、3口同時に使いやすいのがメリット。現状、奥のコンロに不便を感じている方はぜひ検討してみてくださいね。

 

レンジフード

レンジフードも加熱機器と同様、シンプルなものから手入れが楽になるものまで価格も機能もさまざま。お手入れが面倒な方には、自動洗浄機能がついたものもおすすめです。

 

LIXILの「汚れんフード」は、10年間ファンとフード内部のお手入れが不要。クリナップの「洗エールレンジフード」は、ボタン1つでフィルターとファンの油汚れを自動洗浄してくれます。

 

食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機は、家族の人数や使用する食器の量によって最適なサイズが変わってきます。後から容量不足にならないように確認しておきましょう。

 

開閉方法は、引き出しタイプとフロントオープンタイプの2種類です。フロントオープンタイプの方が大きいものが入れやすいですが、出し入れがしにくく感じることも。ショールームで使い勝手を確認しておくことをおすすめします。

 

収納

従来は開き扉の収納が主流でしたが、現在は引き出し式がほとんど。細かくわけることによって収納量は格段にあがりました。収納物が多くても引き出しが重くならないように各社工夫されています。

 

特徴的なのは、タカラスタンダートの高品位ホーローの収納面材。汚れが染み込みにくく、お手入れもしやすいです。

 

まとめ

キッチンは選ぶものによって、デザインも機能も価格も大幅に変わってきます。各メーカーのショールームで実物を確認したり、住宅会社との打ち合わせをしっかりと行って、あなたにピッタリのキッチンを選びましょう。