住宅会社の選び方

工務店で後悔しないために事前に確認しておきたいこと

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工務店での家づくりに不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、工務店で後悔しないために事前に確認しておきたいことをご紹介します。

 

◆工務店探しの前にやっておきたいこと

◎重視したい点や希望を洗い出す

まず大切なのが、自分たちが家に求めていることを洗い出すことです。

「自分たちが家に対して求めていること」と「工務店の強みや特性」が合致していなければ、希望の家を建てられない可能性が高くなります。自分たちの希望が明確になったら、資料請求をしたり、実際にモデルハウスや完成見学会に行って体感してみましょう。

 

◎家づくりの知識を付ける

工務店で家を建てるなら、自分たちでも家づくりの勉強をして知識をつけておいた方が賢明です。家の性能や資金計画、土地の選び方など、総合的に学びましょう。家づくりや資金について学べる勉強会を開催している工務店もありますので、利用するもの良いでしょう。

 

 

確認ポイント①工務店の得意分野や家のテイスト

工務店によって注文住宅を主体としているところもあれば、建売住宅やリフォームを主体にしているところもあります。工務店を選ぶ際は、注文住宅を主体にしている会社を選びましょう。

また、住宅性能の高い家を建てるのが得意な会社もあれば、デザイン性が高い家を建てるのが得意な会社、安さにこだわった会社など、工務店によって得意分野が違います。

自分たちが建てたい家と工務店の得意分野、得意な家のテイストやデザインなどが合っているかも確認しておきたいポイントです。

 

 

確認ポイント②家の性能

耐震等級や断熱性能、気密性など、家の性能は安心安全で快適に暮らすために欠かせません。性能が低い家は、日々の快適性が損なわれるだけでなく、時に命の危険を脅かすこともあります。

 

工務店によっては、知識や技術がアップデートされないまま経営しているところもあります。性能の良し悪しを判断するためは、インターネットで情報を集めたり、先輩オーナーさんに話を聞いて、自分たちでも正しい知識を持つことも大切です。

 

 

確認ポイント③工務店の技術力や品質

工務店によっては、施工を下請けの業者に任せているところもあります。下請けに任せている工務店では、管理が不十分なケースも少なくありません。

 

また、施工する大工さんや職人さんによって品質にムラが出やすくなります。腕のいい大工さんや職人さんが揃っている自社施工の工務店を選びましょう。完成見学会や構造見学会で実際の家を見学して、仕上がりの丁寧さを確認すると安心です。

 

 

確認ポイント④完成までの期間

工務店は、ハウスメーカーと比べて完成までの期間が長くなる傾向にあります。それは、ハウスメーカーではある規格や仕様が決まっていたり、工場である程度作ってから現場に持ち込むことが多いのに対して、工務店ではゼロからプランを考え、施工に入ってからも現場で組み立てを行っているためです。ハウスメーカーのように人手も多くないため、施工期間が長くなります。

 

 

確認ポイント⑤アフターメンテナンスが整っているか

長く安心して暮らすためには、建てた後のアフターメンテナンスが欠かせません。ハウスメーカーと異なり、工務店の場合はアフターメンテナンスの制度が整っていないところもあります。定期点検や保証といったアフターメンテナンスの内容を確認しておきましょう。しっかりと確認しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

また、緊急時にすぐに対応してもらえることも大切なポイントです。家から近い工務店を選ぶと安心です。

 

 

確認ポイント⑥担当者との相性

注文住宅は、施工力だけでなくコミュニケーション能力や調整力なども必要です。工務店の担当者ときちんと意思疎通が取れなければ、家づくりの過程でストレスを感じることになったり、思っていたものと違う家ができあがってしまうことも。

 

「こちらの要望をしっかり捉えているか」

「住宅に対する知識が豊富か」

「質問にきちんと答えてくれるか」

「メリットだけでなくデメリットも教えてくれるか」

 

といった点から信頼して任せられる担当者かを確認しましょう。

 

 

確認ポイント⑦工務店の経営状況

ハウスメーカーと比べて経営規模が小さい工務店は、倒産するリスクが高くなります。

下記のようなポイントから工務店の経営状況の見極めが大切です。

 

・年間の着工棟数

・ホームページの施工事例が更新されているか

・完成見学会などのイベントが定期的に開催されているか

 

また、工務店が「住宅完成保証制度」に入っているかを確認することで、倒産リスクの度合いを低くすることができます。宅完成保証制度とは、工務店が変更になることによる追加費用や前払金の損失の一定割合を住宅保証機構が保証し、工務店の倒産リスクを避けるための制度です。この保証制度に入っている工務店が万が一倒産しても、発注者の費用負担ができる限り避けられ、代わりの工務店を斡旋してもらえます。

 

◆まとめ

ここでご紹介したポイントを参考に、自分たちに合った信頼できる工務店を見つけてくださいね。