注文住宅

注文住宅でコストダウンに成功するコツ!予算オーバーを防ぐ方法も解説

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自由にこだわりを形にできるのが注文住宅の良さですが、あれもこれもと希望を詰め込みすぎて予算オーバーになることも少なくありません。コストダウンできるポイントを知っておくことで、予算との折り合いを付けながら間取りや仕様を選びやすくなります。

この記事では、注文住宅における予算オーバーの原因やコストダウンのポイントをご紹介します。

 

◆予算オーバーになる4つの原因

まずは、予算オーバーになる原因をご紹介します。主に4つの原因があります。

何にいくらかかるのかを把握していない

注文住宅を建てたいけれど、そもそも「どのような費用がいくらかかるのか」が分かっていないために、あれもこれもと盛り込み、結果的に予算オーバーになってしまうことがあります。

例えば、キッチンやトイレなどの住宅設備、外壁や内装材、階段のデザイン、窓の数など、思わぬところで費用がかさむことがあるので、事前に費用や相場を調べておくことが大切です。

工務店やハウスメーカーに行って相談に乗ってもらったり、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめです。

 

②土地にコストをかけすぎている

条件の良い土地は、価格も高くなります。条件にこだわりすぎるあまり、土地にコストをかけすぎて、建物に十分な費用を充てられなくなる場合があります。

また、良い土地を見つけても地盤が弱かったり整地に手間がかかると、土地改良費に多額の費用がかかり、予算オーバーしてしまうことも。

土地を購入する前に、土地と建物にかけられる総予算と、それぞれにいくらずつ予算を充てられるのかを把握しておくことが重要です。あわせて、土地の改良や整地にかかる費用も確認しておくようにしましょう。

 

③建物以外の費用を把握していない

注文住宅では、建物を建てるための本体工事費以外に、庭やエアコン工事などの付帯工事費、各種税金や手数料などの諸費用がかかります。付帯工事費は総費用の15〜20%、諸費用は総費用の10%程度が目安です。仮に2,500万円の建物を建てる場合、追加で1,000万円ほどかかる計算になります。

これらの支出を把握していないと、総額を提示されたときに予算オーバーになってしまうことがあります。なお、現金で支払いが必要な費用もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

④予算が少ない

そもそもの予算が少ない場合は、どうしても予算をオーバーしてしまう傾向にあります。最初にきちんと資金計画を行い、用意できる予算を把握して進めましょう。用意できる予算が少ない場合は、予算内で建てられる家を把握した上で、譲れないポイントを考えていくことが大切です。

 

 

◆コストダウンの方法

家族の人数やライフスタイルを考慮しながら必要なものと不要なものをしっかり見極めていくことで、大きくコストダウンできる可能性があります。

設計の初期段階で、コストダウンを考えた家づくりがしたいと意思表示をしておくと、後から設計をし直す手間が省けます。

 

・延床面積を減らす

延床面積とは、すべての階の面積の合計です。延床面積が広くなればなるほど、建築費用は高くなります。廊下や階段は延床面積に含まれますが、吹き抜けやロフトなどは延床面積に入りません。

延床面積を抑えることでコストダウンに繋がります。

 

・建物の形をシンプルにする

同じ大きさの床面積だったとしても、凹凸のある複雑な形の家は外壁の表面積が大きくなるため、下地材や仕上げ材が余計に必要になり、工事費が高くなります。正方形や長方形といったシンプルな形であれば、使用する資材の量が少なくて済み、人件費や工費も削減できるので、建築費用をコストダウンできます。

また、2階建ての場合は、1階と2階の面積が同じになる「総2階建て」にすると、建物が箱型のシンプルな設計になり、コストを抑えられます。

 

・屋根の形をシンプルにする

屋根は面積が広いので、複雑な形にするほど資材費や工費、人件費がかかりコストが高くなります。

切妻屋根と片流れ屋根は、コストダウンができる屋根の形です。屋根の形は建物の形で決まってきますが、できるだけシンプルな形にすることでコストダウンを検討しましょう。

 

・間取りをシンプルにして部屋数を少なくする

部屋数や廊下が多い家は、壁が増えてコストが高くなります。例えば、子ども部屋は子どもが成長した後のことも考えておくことが大切です。可変性を持たせた間取りを検討すると良いでしょう。

部屋数を減らすことで、採光や風通しが良くなるメリットもあります。

 

・設備・性能を削る

住宅設備や性能のグレードを下げることでコストダウンが図れます。ランクを1つ下げる、少し古いモデルに変えるといった工夫で、大幅にコストダウンできることもあります。

また、断熱性能は地域によって必要な性能が異なります。断熱性能は大切ですが、自分たちが住む地域においてそのグレードが本当に必要かどうかはしっかり検討をしましょう。ただし、家族の命に関わる耐震性や耐火性の部分のコストダウンは避けるようにしてください。防犯やセキュリティ面も安価なもので済ませずに、安全性を確保できるようにしましょう。

 

・水まわりをまとめる

キッチンや洗面、浴室、トイレなどの水まわりの配置をコンパクトにまとめることで、配管工事費を削減できます。水まわりをコンパクトにまとめた間取りは、家事ラクにも繋がります。

それぞれの距離が近くなるように設計しましょう。

 

◆まとめ

予算内におさめるためには、必要なものの優先順位を決めることが大切です。省いてもいいところは省いたりグレードを落としたりしながら、こだわりも取り入れた注文住宅を建ててくださいね。