ウッドデッキには様々な楽しみがあり、「家を建てるならウッドデッキを取り入れたい」と考えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、よくある失敗例も参考に、憧れのウッドデッキを叶えるポイントをご紹介します。
◆ウッドデッキを設置して後悔しないためのポイント
ウッドデッキを設置してから後悔しないためには、下記の3つが大切です。
・よくある失敗例と成功のポイントを知っておく
・デメリットを理解する
・メンテナンス方法を知る
これらのポイントをしっかり押さえながら計画していくことで、長く快適に使い続けられるスペースとなります。
◆ウッドデッキのよくある失敗例
まずは、ウッドデッキのよくある失敗例をご紹介します。
サイズが小さくて使いづらい
「設置してみたら思っていたよりも小さかった」というのはよくある失敗例の1つです。ブランチやバーベキュー、洗濯物干しなど、使用目的によってはサイズが小さいことで窮屈さを感じやすくなります。
サイズが大きすぎて庭や通路が狭く感じる
次に、ウッドデッキが大きすぎて庭や通路が狭く感じられるというケースです。「庭で遊べるようにしたい」「花を植えたり家庭菜園を楽しみたい」と考えているとしたら、ウッドデッキのサイズによってはそれが実現できなくなってしまうことも。また、ウッドデッキが通り道になっている場合、通路が狭くなることでストレスを感じてしまうことがあります。
あらかじめ庭の活用方法や玄関からの動線などをしっかり考えた上で、ウッドデッキのサイズや配置を決めておくと良いでしょう。
人目が気になる
くつろぐためのスペースや、ブランチやバーベキューといった食事のスペースとしてウッドデッキを設置する人も多いでしょう。そうなると、意外と人目が気になるものです。特に通りに面している場合や隣家との距離が近い場合などは、プライバシーを確保する工夫が必要です。
使う頻度が少ない
夏と冬は、ウッドデッキの利用目的によっては使用頻度が減ってしまいます。ウッドデッキで快適に過ごせるには、3〜5月、9〜11月だとすると、1年の半分程度になります。
「思っていたよりも使っていない」ということも実は多いようです。
◆理想のウッドデッキを叶えるポイント
用途・目的を明確にしておく
ウッドデッキを設置するにあたって、「どのように使うか」を明確にしておくことが大切です。「なんとなくオシャレだから」「便利そうだから」という理由だけで設置してしまうと、サイズが合わない、使い道に困る、メンテナンスに手間がかかるといったケースが起こる場合があります。
・第二のリビングとして使う
・洗濯物を干す場所として使う
・子どもやペットが遊ぶ場所として使う
といった目的を明確にしておくと、実際の生活とのズレがなくなります。少人数でまったりするくらいなら小さめのサイズで問題ありませんが、友人を招いたり大量の洗濯物を干したりとなると、手狭に感じられてしまうことがあります。使い勝手が悪いウッドデッキは次第に使わなくなってしまうため、目的に合わせたサイズ選びが大切です。
素材選びを慎重に行う
ウッドデッキを設置する屋外のスペースは、風雨や日照りにさらされることになります。そのため、材料に木材を使用するウッドデッキは、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ウッドデッキに用いる素材は、大きく「天然木」と「人工木」の2つに分類されます。ウッドデッキの質感にこだわりたいなら天然木、できるだけメンテナンスを簡単にしたいなら人工木が向いています。
近年では、安価な材料で設置できるウッドデッキもありますが、劣化が早い材料だったり、メンテナンスコストがかかる場合もあります。
その点、ハードウッドなどの木材は導入時のコストはかかりますが、メンテナンスにそれほど手間がかからず、なおかつ20年以上も長持ちする特徴を持つ木材のラインナップがあります。
人工木の場合は、表面を塗り直す手間がいらないため、ウッドデッキが初めての人や普段は忙しい人でも、比較的管理しやすい素材といえます。
失敗や後悔を避けるためにも、木材それぞれの特徴を知り、ウッドデッキに使用する素材選びを慎重に行いましょう。
フェンスや扉、屋根の有無
転落防止や防犯対策といったウッドデッキの安全性を向上させたいなら、フェンスの設置がおすすめです。特にウッドデッキでのんびり過ごしたい人にとって、周囲の目線は気になるものです。隣の家が近い場合や人通りの多い道路に面している場合は、あらかじめフェンスを設置しておいた方がいいでしょう。
フェンスとあわせて設置しておくと便利なのが扉です。フェンスの間に扉を設置することで、庭への出入りが簡単になり、よりプライベートな空間となります。
また、洗濯物を干すスペースとしてウッドデッキを使用する場合は、屋根を検討してもいでしょう。カフェなどに設置されている開閉式のオープニングならコストを抑えられます。
◆まとめ
ウッドデッキを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。