【内装編】おしゃれな注文住宅を建てるには？差がつく内装のポイントを解説

内装 2023/04/02

せっかく注文住宅を建てるなら、人とは違ったおしゃれな家にしたいですよね。

この記事では、おしゃれな内装に仕上げるポイントをご紹介していきます。

◆家のコンセプトやテイストを決める

注文住宅では、あれもこれもとこだわりを詰め込みたくなるため、テイストが異なるものや色みが合わないものを組み合わせてしまいがちです。そうすると、おしゃれでまとまりのある空間が難しくなってしまいます。

家全体をバランスの良い空間にするために、コンセプトやテイストを家族で話し合っておくと決めやすくなります。また、家づくりの過程であらゆるものを決めていくときに1つの選択基準ができるので、迷いが少なくなります。

家族全員が快適に暮らせることも大切なポイントです。家族全員の意見を取り入れながら設計してもらいましょう。

ここでは、おしゃれな内装に仕上げるためのポイントをご紹介します。

1階と2階に繋がりを持たせた「吹き抜け」は、おしゃれな住宅の定番です。高い天井と高い位置に取り付けられた窓から差し込む光が明るく開放的な空間を演出します。

吹き抜けリビングは、コンパクトな家にもおすすめです。吹き抜けで高さを出すことによって、実際の面積よりも広く感じられる効果を期待できるためです。

平屋や2階の空間には、屋根の傾斜を活かした勾配天井もおすすめです。

リビングの中に階段を設ける「リビング階段」は、インテリアの一部としても楽しめます。人気のストリップ階段には、箱型の階段と異なり、階段の蹴込板や手すり壁がないため、光を取り込み明るさと開放感をもたらし、空間を広く見せることができます。

また、リビング階段は、1階と2階の移動時に必ずリビングを通るため、家族が顔を合わせる機会を増やします。子どもが成長してからも毎日顔が見える安心感を与えてくれます。

おしゃれなキッチンの中でも特に人気なのが「アイランドキッチン」です。左右どちらからも出入りできるアイランドキッチンは、ハイセンスな上に家事動線もスムーズなため、憧れている人も多いのではないでしょうか。

さまざまなデザインのものがありますので、LDKとのバランスを考えながら選びましょう。

大きな窓を取り入れることで外から光を吸収して、明るく開放感のあるおしゃれな空間を作り出せます。外の空間との繋がりが生まれるため、空間に広がりをもたらします。

外から見てもスタイリッシュでおしゃれな印象を与えますが、家の中が外から見えやすくなるため、プライバシー対策は必須です。また、掃除の手間が増えてしまうことも考えておきたいポイントです。

スキップフロアとは、フロアの高さを半階層ずらし、各階の間に中間層をつくる間取りです。壁や扉を設けずに床の高さの変化で部屋のように使用することができます。

各部屋の境界はしっかり感じられる一方、空間に繋がりが生まれるため、プライベート感もありながら家族の気配を感じて暮らせます。

おしゃれな空間を演出したいときだけでなく、限られた面積の中で部屋数を増やしたいときにもおすすめです。

屋根裏の空間を利用したロフトスペースも人気の空間の1つ。おしゃれな空間を演出するだけでなく、子ども部屋や書斎、趣味の部屋、収納と多機能に使えるのが魅力です。

スキップフロアと同様に、部屋数を増やしたいときにも向いています。

1つの照明器具で照らすよりも、複数の照明器具を組み合わせた方がおしゃれでメリハリのある空間がつくれます。また、照明の種類や光の色を変えることで、カフェ風や大人の落ち着いた空間というように、雰囲気を変えることができます。

家に使う照明には、天井に埋め込むタイプのダウンライト、天井や壁に光を当てて間接的に部屋を明るくする間接照明、一部分のみを照らしてアクセントとしても楽しめるペンダントライトなど、様々な種類があります。家のテイストや用途に合わせて使う照明を選びましょう。

大きな面積を占めるフローリングは、空間の印象を左右するポイントです。色みや素材によって雰囲気がガラリと変わります。

木のぬくもりを感じる無垢のフローリングは人気の素材の1つです。本物の素材を取り入れた空間は、それだけで上質な雰囲気をつくり出します。時間が経つほどに違う表情を楽しめるのも無垢材ならではの魅力です。木の種類によって色みや材質、特徴、価格などが異なりますので、取り入れる際は見本を見せてもらいましょう。

おしゃれな空間にしたいなら壁にもこだわってみましょう。壁紙の色や素材を変えるだけでぐんとおしゃれになります。

最近はレンガやタイルの使用も人気です。また、壁の一部にアクセントとして異なるカラーや素材を取り入れるのもおすすめです。

空間に立体感が生まれ、人と差がつくこだわりの空間がつくれます。

実際に生活することをイメージしながら、実用面やメンテナンス性も考慮して家づくりを進めていきましょう。