こんにちは、アーキホームライフです。
「リビング階段に憧れるけれど、冬は寒くないかな?」
「子どもが大きくなったとき、友達をリビングに通すのはちょっと……」
「でも、家族のコミュニケーションも大切にしたい!」
マイホームの計画を進める中で、意外と多くの方が頭を悩ませるのが
「階段をどこに配置するか」という問題です。
階段の位置ひとつで、家族の会話の頻度や、冷暖房の効き具合、
さらにはプライバシーの守られ方まで、その後の暮らし心地がガラリと変わってしまいます。
特に、私たちが家づくりをお手伝いしている関西、名古屋、岡山、岐阜といったエリアでは
都市部ゆえの「限られた敷地をどう広く見せるか」という課題や
盆地特有の「夏暑く冬寒い」気候への対策も無視できません。
この記事では、熟練の家づくりパートナーの視点から
リビング階段とホール階段のメリット・デメリットを徹底比較し
後悔しないための選び方を4,000字超のボリュームで分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのご家族にとって
「本当に正解な階段の位置」がハッキリと見えてくるはずです。
ぜひ、理想の暮らしをイメージしながら読み進めてみてください。
1. リビング階段とホール階段、そもそも何が違うの?
階段の位置は、大きく分けて2つのタイプがあります。
その最大の違いは「2階へ行くためにリビングを通るかどうか」です。
- リビング階段:リビングの空間内に階段があるタイプ。必ず家族の共有スペースを通ります。
- ホール階段:玄関ホールや廊下に階段があるタイプ。リビングを通らずに2階へ上がれます。
日本では「子ども部屋は2階」という間取りが一般的です。そのため
お子さまが帰宅して自分の部屋に行くまでの動線が
そのまま「親子のコミュニケーションのあり方」に直結します。
それでは、それぞれの特徴を深掘りしていきましょう。
2. 家族の絆を育む「リビング階段」のメリットと対策
最近の子育て世代に圧倒的な人気を誇るのがリビング階段です。その人気の理由は、単なるデザイン性だけではありません。
①家族が自然と顔を合わせる仕組み
リビング階段の最大の魅力は、家族の「ただいま」「行ってきます」が必ずリビングで交わされることです。
お子さまが思春期を迎えても、顔色や雰囲気の変化に気づきやすく、孤立を防ぐ効果があります。
「今日は学校で何かあったのかな?」といった小さな気づきが、家族の絆を深めるきっかけになります。
②リビングが圧倒的に広く、明るくなる
階段をリビングに取り込むことで、廊下という「通路だけのスペース」を削減できます。
その分、リビングを数帖分広く確保することが可能です。
さらに、階段部分を「吹き抜け」と組み合わせれば
高い位置にある窓から太陽の光をリビングの奥まで届けることができます。
【ポイント枠】
大阪や名古屋などの都市部の住宅密集地では
周囲を家に囲まれて日当たりが確保しにくいケースが多いです。
リビング階段×吹き抜けの組み合わせは、こうした暗くなりがちな1階リビングを
明るく開放的に変える最強の解決策になります。
③階段下を「プラスアルファ」の空間に
リビングにある階段だからこそ、階段下のデッドスペースが「主役」に変わります。
・おもちゃを片付ける「キッズスペース」
・リモートワークに最適な「ワークスペース(書斎)」
・おしゃれな「ペット専用コーナー」
リビングの一部として活用することで、無駄のない間取りが実現します。
【プロの視点】
「スケルトン階段(骨組みだけの階段)」を採用するのもおすすめです。
視線が抜けるため圧迫感がなく、まるで家具のようなオブジェとしてリビングを格上げしてくれます。
3. 知っておきたいリビング階段の「デメリット」と回避術
魅力的なリビング階段ですが、一方で注意すべき点もいくつかあります。
これらを事前に知っておくことで、設計段階での対策が可能です。
①プライバシーの確保が難しい
来客中も、家族が必ずリビングを通らなければなりません。
「休日にパジャマでリラックスしているとき、子どもの友達が通りかかる」
「急な来客時に、慌ててリビングを片付けなければならない」といったストレスを感じることがあります。
②冷暖房効率と「コールドドラフト現象」
1階と2階がつながっているため、暖かい空気は上に逃げ
2階の冷たい空気が階段を伝って足元に降りてくる
「コールドドラフト現象」が起きやすくなります。
特に冬の寒さが厳しい岐阜や兵庫北部、
岡山県北部などのエリアでは、しっかりとした対策が必要です。
【注意点枠】
リビング階段を検討するなら、「高気密・高断熱」な家づくりが絶対条件です。
アーキホームライフでは、家全体の温度を一定に保つ高い断熱性能を標準としているため
リビング階段でも快適に過ごせますが、性能が低い家だと
「冬は寒くてリビングにいられない」という事態になりかねません。
③音や匂いが2階まで広がる
テレビの音や話し声、キッチンのカレーの匂いなどがダイレクトに2階の寝室まで届いてしまいます。
夜勤があって昼間に寝るご家族がいる場合や、受験生のお子さまがいる場合は、音への配慮が必要です。
4. プライバシーと効率を重視する「ホール階段」の魅力
昔ながらのスタイルであるホール階段ですが、現代の多様なライフスタイルにおいても多くのメリットがあります。
①生活スペースを「聖域」として守れる
来客が多いご家庭や、オンとオフをはっきり分けたい方に最適です。
子どもの友達が遊びに来ても、リビングを片付ける必要がなく家族も気を使わずに過ごせます。
また、2階から降りてきてそのまま玄関から外出できるため、朝の忙しい時間帯も動線がスムーズです。
②冷暖房効率が非常に高い
リビングと階段が壁やドアで仕切られているため、冷暖房をかけた際の「効き」が非常に早いです。
必要な場所だけを冷やす・温めることができるため、光熱費の節約にもつながります。
③音や匂いを完全にシャットアウト
キッチンの匂いが2階のクローゼットの服に移る心配が少なく
1階で夜遅くまでテレビを見ていても、2階で寝ている家族の邪魔をしません。
お互いの生活リズムが異なるご家族には、ホール階段の方がストレスが少ないかもしれません。
5. ホール階段で後悔しがちなポイント
①家族のコミュニケーションが希薄になるリスク
玄関から直接2階へ上がれるため、子どもがいつ帰ってきたのか
誰が遊びに来ているのかが分かりにくくなります。
特に思春期には「顔を合わせるのは食事のときだけ」という状態になりがちです。
②廊下が増えることで「居住スペース」が削られる
ホール階段を作るためには、そこに至るまでの廊下が必要です。
限られた坪数の中で廊下を増やすと、その分リビングや収納が狭くなってしまう可能性があります。
名古屋市や大阪市などの狭小地では、この「数帖の差」が大きな影響を与えます。
6. 熟練プロが教える!リビング階段とホール階段の「いいとこ取り」間取り術
「コミュニケーションは取りたいけれど、プライバシーも捨てがたい……」
そんなわがままを叶える「ハイブリッド型」の間取りをご提案します。
案1:リビングの「入り口付近」に階段を配置
リビングのど真ん中に階段を置くのではなく
リビングの入り口ドアを入ってすぐの場所に階段を設置します。
これなら、家族は必ずリビングを通りますが、ソファでくつろぐ家族の前を横切る必要がありません。
「プライバシー」と「見守り」を両立できる、今一番おすすめの間取りです。
案2:リビング内に「仕切り」を設ける
リビング階段の登り口に、引き戸やロールスクリーンを設置します。
冬場の冷気を遮断できるだけでなく、来客時だけ閉めることで視線をカット。
普段は開け放しておけば、開放感とコミュニケーションを維持できます。
案3:2階に「セカンドリビング」を作る
ホール階段にしつつ、2階の階段を上がった先に
共有のスタディコーナーやフリースペースを設けます。
1階を通らなくても、2階のオープンな場所で家族が自然と顔を合わせる仕組みを作るという逆転の発想です。
【プロの視点】
どの間取りが正解かは、土地の形状やご家族の性格によって決まります。
アーキホームライフでは、関西・岡山などの地域密着で培った豊富な施工事例から
あなたにぴったりの「階段配置」をご提案します。
7. 階段選びでよくある質問(FAQ)
Q. リビング階段は、本当に冬寒くないですか?
A. 家の性能(断熱・気密)次第です!
昔の家のように隙間が多いと、リビング階段は「寒さの元」になります。
しかし、当社のようにな断熱等級の高い家であれば、家全体の温度差が少ないため、
階段があっても寒さを感じにくくなります。むしろ、家全体の空気を循環させるメリットに変わります。
Q. 掃除のしやすさはどちらが良いですか?
A. 大きな差はありませんが、リビング階段は「見られる」意識が大切です。
ホール階段は来客の目に触れにくいですが
リビング階段(特にスケルトンタイプ)はインテリアの一部。
ホコリがたまると目立ちやすいため、掃除のモチベーションが上がるというお声も…… ?!
Q. 老後のことを考えると、階段の位置はどうすべき?
A. 将来的に「1階完結」できる間取りが重要です。
階段の位置以上に、老後は「1階に寝室を作れるか」「1階に十分な収納があるか」が鍵になります。
階段については、将来的に手すりを付けやすい壁があるか
車椅子での移動を妨げないかといった視点でアドバイスさせていただきます。
まとめ:あなたの理想の「家族の距離感」を見つけよう
階段の位置を決めることは、家族がどんな距離感で過ごしたいかを決めることです。
「子どもたちの笑顔を常に感じていたい」ならリビング階段を。
「お互いの個人の時間を尊重し、静かに暮らしたい」ならホール階段を。
そして、その中間を狙うなら、私たちが得意とする「いいとこ取り」の間取りを。
どちらを選んでも、断熱性能や設計の工夫でデメリットは解消できます。
まずは、私たちのモデルハウスで「実際の距離感」を体感してみませんか?
関西・岡山・岐阜・愛知の各地で、等身大の暮らしをイメージできるモデルハウスをご用意しています。
図面だけでは分からない「音の響き方」や「空気の流れ」を、ぜひご自身の五感で確かめてみてください。
一生に一度の家づくり。私たちが誠心誠意、サポートさせていただきます。
















