住宅会社選びで重要なポイントを3分で解説!
Key Points for Choosing a Home Builder — Explained in Just 3 Minutes!
「そろそろマイホームが欲しいな」 そう思った時、期待に胸が膨らむ一方で
同時に大きな不安も押し寄せてきませんか?
特に、私たちアーキホームライフは京都・兵庫・大阪・滋賀など近畿エリアに23店舗を展開し
多くのお客様の家づくりをお手伝いしています。
地域によって、盆地特有の底冷えや湿気がある場所もあれば
都市部の猛暑が厳しい場所など、環境はさまざま。
だからこそ、その土地ごとの気候風土に合わせた環境対策が欠かせません。
「デザインは良かったけれど、住んでみたら寒くて光熱費が高い……」なんて後悔、
絶対にしたくないですよね。
ほとんどの方にとって、家づくりは一生に一度の大きな買い物。
みなさん、何度も打ち合わせを重ね、プランを練り直し
「よし、これで完璧だ!」と確信して契約印を押しているはずです。
それなのに、なぜ引き渡し後に「こんなはずじゃなかった」
「思っていた暮らしと違う」という後悔の声が後を絶たないのでしょうか?
実は、家づくりの成功と失敗を分けるのは
間取りや壁紙といった目に見える部分ではありません。
もっと前の段階、「資金計画」や「会社選び」というスタート地点で
すでに勝負が決まっていることが多いのです。
今回は、関西エリアで数多くの注文住宅を手掛けてきたアーキホームライフが
家づくりで失敗しやすい「5つのNG行動」を徹底解説します。
これからモデルハウス見学に行こうとしている方、
土地探しを始めたばかりの方は、ぜひこの「転ばぬ先の杖」をお役立てください。
NG行動①「住宅ローンで借りられる額=予算」にするのはダメ!
まず1つ目は、最も重要なお金の話です。
家づくりを始める際、銀行の事前審査などで「いくらまで借りられるか」を確認されると思います。
ここで陥りやすいのが、「銀行が貸してくれる金額(借入可能額)」を
そのまま「自分たちの予算」にしてしまうことです。
これは非常に危険な失敗の入り口です。
「借りられる」と「返せる」は別物
たとえば、年収から計算して「3,500万円まで借りられますよ」と銀行に言われたとします。
すると不思議なもので、「じゃあ3,500万円の家が建てられるんだ!」と錯覚してしまうのです。
しかし、銀行はあくまで「計算上貸せる金額」を提示しているだけ。
あなたの家族が毎月いくら食費にかかり、
趣味にいくら使い、将来どんな教育費が必要かまでは考慮してくれません。
エリアならではの「車事情」も考慮する
特に福知山や舞鶴といった北近畿エリアでの生活を考えてみてください。
この地域は、一家に1台どころか、「大人1人に車1台」が必須の車社会です。
もし、住宅ローンの返済をギリギリまで組んでしまったらどうなるでしょうか?
数年おきにやってくる車の買い替え費用、車検代、ガソリン代……
これらが家計を圧迫したとき、せっかくのマイホームでの暮らしが苦しいものになってしまいます。
正しい予算の決め方
では、予算はどう決めるべきなのでしょうか?
正解は、「借りられる金額」ではなく「毎月無理なく返せる金額」から逆算することです。
現在の家賃にプラスして、無理なく払える額はいくらですか?
固定資産税や修繕積立費も考慮に入れていますか?
家を建てた後も、お子様の進学、家族旅行、美味しい外食など、人生の楽しみにお金を使いたいですよね。
住宅ローンの返済だけに追われる人生にならないよう、まずは冷静に「返せる額」を見極めましょう。
アーキホームライフでは、FP(ファイナンシャルプランナー)による
ライフプラン・シミュレーションも行っていますので、不安な方は最初にご相談ください。
相談予約はコチラから
NG行動②「坪単価だけで住宅会社を比較する」はダメ!
2つ目は、住宅会社の選び方についてです。
チラシやホームページでよく見かける「坪単価〇〇万円!」「本体価格1,000万円台!」という魅力的な数字。
少しでも安く建てたいと思うのは当然ですから、この数字を基準に会社を選びたくなる気持ちもよく分かります。
しかし、「坪単価」や「本体価格」だけで会社を比較・決定するのは、失敗の元です。
住宅業界の「価格表示」にはルールがない
実は、住宅業界には「坪単価にこれを含めなければならない」という明確な法律上のルールがありません。
A社とB社で同じ「坪単価50万円」と表示されていても、その中身は全く違うことがよくあります。
- A社: 建物本体のみ。照明、カーテン、屋外給排水工事、確認申請費、消費税はすべて別料金(オプション)。
- B社: 照明、カーテン、付帯工事、諸経費まですべてコミコミ。
一見安く見えたA社で見積もりを進めていくと、「これも別料金、あれも別料金」と
追加費用が積み重なり、最終的には予算を大幅にオーバーしてしまった……というのは、注文住宅でよく聞くトラブルです。
「住める状態」でいくらになるかを確認しよう
大切なのは、「坪単価」ではなく、「この家で生活を始めるために、総額でいくらかかるのか?」という視点です。
NG行動③「地域の気候を無視して住宅性能をおろそかにする」はダメ!
3つ目は、家の「性能」に関するNG行動です。
キッチンやお風呂のグレード、クロスの柄にはこだわるのに
「断熱材」や「気密性」といった目に見えない性能部分を
「まあ、今の家はどれも暖かいでしょ」とスルーしてしまう方がいらっしゃいます。
はっきり申し上げます。
福知山エリアで家を建てるなら、住宅性能を無視することは致命的です。
福知山特有の「盆地気候」と「霧」
福知山は典型的な盆地気候です。夏は蒸し暑く、冬は底冷えが厳しい。
そして何より、秋冬の朝に発生する「濃い霧」が象徴するように、湿気との戦いでもあります。
性能が不十分な家だと、どうなるでしょうか?
- 冬: 暖房をつけても足元がスースー寒い。お風呂場が寒くてヒートショックのリスクがある。
- 夏: 2階がサウナのように暑く、夜も寝苦しい。
- 結露: 窓や壁の内部に結露が発生し、カビやダニの原因に。家の寿命も縮めます。
「暑い・寒い・結露」は住まいの不満No.1
実際、家を建てた後のアンケートで常に上位に来る不満は、「暑い」「寒い」「結露がひどい」
といった温熱環境に関することばかりです。
デザインはリフォームで変えられても、断熱性能や気密性能を後から変えるには、
壁をすべて剥がすような大掛かりな工事が必要になります。
アレルギーや喘息、ヒートショックなど、家族の健康を守るためにも
「窓のサッシは何を使っているか(樹脂サッシか?)」「断熱材の種類と厚みは十分か?」
「気密測定は行っているか?」を必ず確認してください。
アーキホームライフでは、この地域の厳しい寒暖差にも耐えうる
「高気密・高断熱」の住まいを標準仕様としています。
NG行動④「完成した綺麗な家だけを見て判断する」はダメ!
4つ目は、見学会でのチェックポイントです。
家づくりを検討し始めると、モデルハウスや完成見学会に足を運ぶことになります。
もちろん、完成した家のデザインや動線を確認することは大切です。
しかし、「完成した綺麗な家」だけを見て、「この会社なら安心だ!」と決めてしまうのは危険です。
本当に大事なものは「壁の中」にある
完成したばかりの新築住宅は、どの会社の家も綺麗で素敵に見えます。
壁紙も床も新品ですから、当然です。
しかし、その家の本当の良し悪し、寿命の長さ、快適さを決めるのは
壁紙の裏側にある「構造」や「施工品質」です。
- どんな柱を使っているのか?
- 断熱材は隙間なく丁寧に施工されているか?
- 雨漏りを防ぐ防水処理は確実か?
- 現場は整理整頓されているか?
これらは、家が完成してからでは二度と確認することができません。
「構造見学会」に行ってみよう
そこでおすすめしたいのが、「工事中の現場(構造見学会)」を見せてもらうことです。
壁の中を見せるということは、自社の施工品質に自信がある証拠でもあります。
逆に、工事中の現場を見せるのを渋る会社は、少し警戒したほうがいいかもしれません。
アーキホームライフでは、福知山・舞鶴をはじめとする各現場で、構造見学会を開催しています。。
「現場の職人さんがどんな雰囲気で仕事をしているか」を
確認するだけでも、その会社の姿勢がよく分かりますよ。
NG行動⑤「たくさんの会社に相談しすぎる」はダメ!
最後の5つ目は、意外に思われるかもしれませんが「検討する会社を増やしすぎない」ということです。
「一生に一度の買い物だから、絶対に失敗したくない。
だから10社、20社見て回って比較しよう!」と意気込む方がいらっしゃいます。
勉強熱心なのは素晴らしいことですが、実はこれが「家づくり迷子」への落とし穴になりがちです。
比較疲れで「何が良いのか」分からなくなる
会社を増やせば増やすほど、情報は氾濫します。
A社は「木造が一番」と言い、B社は「鉄骨こそ最強」と言う。
C社は「断熱材はウレタン」と言い、D社は「グラスウールが良い」と言う……。
それぞれの会社にポジショントークがあり、聞けば聞くほど
「結局、自分たちには何が合っているの?」と混乱してしまい、判断基準がブレてしまうのです。
「地域密着」の3社程度に絞るのがおすすめ
今はインターネットで簡単に情報収集ができます。
まずはスマホで施工事例や会社のコンセプトを調べ
「自分たちの感性に合いそうだな」「この地域の施工実績が多そうだな」と
感じる会社を3社程度に絞り込みましょう。
その3社とじっくり深い打ち合わせをすることで、
「自分たちはどんな暮らしがしたいのか?」
「福知山の土地情報に本当に詳しいのはどこか?」
といった本質的な部分が見えてきます。
特に土地探しからの家づくりの場合、地元の不動産情報に強いかどうかも重要な鍵になります。
広く浅く話を聞くよりも、地域に根差した会社と深く付き合うことが、理想のマイホームへの近道です。
【 関西版】家づくりについてよくあるご質問(FAQ)
ここでは、関西エリアで家づくりを検討されている方から、よくいただくご質問にお答えします。
Q1. 関西の特定の地区で土地を探していますが、なかなか良い土地が見つかりません。相談に乗ってもらえますか?
A. もちろんです!土地探しもお任せください。
人気のエリア(特に駅周辺や学校区の良いエリア)は土地競争率が高く
ネットに出る前に売れてしまうことも少なくありません。
アーキホームライフは地域密着のネットワークを活かし
未公開物件の情報収集や、ご希望のエリアでの土地探しを全力でサポートいたします。
「建物」と「土地」の予算バランスを考えたご提案ができるのも、住宅会社の強みです。
Q2. ほかの住宅会社でローン審査に落ちてしまいました……。もう諦めるしかないでしょうか?
A. まだ諦めないでください!ローンの組み方にはコツがあります。
住宅ローンは、申し込む金融機関や、申込みのタイミング、
既存の借入(車のローンなど)のまとめ方によって、審査結果が大きく変わることがあります。
私たちは、地元の金融機関とも強い連携があり、多数のローン通過実績があります。
まずは一度、現状をお聞かせください。
Q3. 冬の寒さが心配です。どのくらいの断熱性能がありますか?
A. アーキホームライフの本社がある福知山の冬でも「半袖で過ごせる」レベルの高気密・高断熱仕様です。
アーキホームライフの家は、最高レベルの断熱性能を標準装備しています。
窓には熱を通しにくい樹脂サッシやLow-E複層ガラスを採用し
壁内には高性能断熱材を隙間なく施工します。
実際に建てられたお客様からは「冬の朝、布団から出るのが辛くなくなった」
「エアコン1台で家中が暖かい」とお喜びの声をいただいています。
まとめ
今回は、家づくりを成功させるために知っておきたい「5つのNG行動」をご紹介しました。
- 住宅ローン借入額=予算にしない(返せる額を考える)
- 坪単価や本体価格だけで判断しない(総額を見る)
- 地域の気候を無視して性能をおろそかにしない(断熱重視)
- 完成した家だけでなく、構造現場も見る
- 会社を回りすぎず、信頼できる数社と深く話す
家づくりのスタート地点でこれらのポイントを押さえておけば、失敗のリスクはぐんと減ります。
せっかくのマイホーム、住めば住むほど愛着が湧く、
そんな素晴らしい家にしていただきたいと心から願っています。
アーキホームライフでは、福知山店をはじめ、各店舗で「家づくり無料相談会」を毎日開催しています。
「まだ何も決まっていないけど、とりあえず話だけ聞いてみたい」
「資金計画だけシミュレーションしてほしい」
そんな段階でも大歓迎です。
強引な売り込みは一切いたしませんので
まずはお茶を飲みに行くような感覚で、お近くの展示場へ遊びに来てくださいね。
皆様の家づくりが、最高のものになりますように!













