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新築戸建て住宅ができあがるまで!着工~完成の流れ

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家のプランをつくる打ち合わせが一段落すると、お施主様はほっと一息。ただし工事が始まっても、現場を見に行くなど要所要所でやることはあります。   工事にかかる期間は約4ヶ月が目安。基礎工事に1ヶ月、木工事に2ヶ月、仕上げ工事に1ヶ月程度です。 工程ごとにチェックしたい項目もあるので、工事の流れを頭に入れておきましょう。  

着工準備

家を建てる土地が見つかり、設計士との打ち合わせで建物の設計プランが決定。資金計画や工事の許可なども整ったら、いよいよ着工準備に入ります。具体的には、地縄張り・地鎮祭・地盤調査などが行われます。

地縄張り

建築予定地に縄を張って、建物の位置を確認する作業です。隣の家や前面道路との距離感、お庭など家のまわりのスペースの広さも、目で見て確認できます。

地鎮祭

地鎮祭とは、土地の神様にお家を建てることを報告し、工事の無事を祈る行事です。神主さんやお施主様、営業担当、工事担当が立ち会って行われます。

地盤調査

基礎工事に入る前に、土地の地盤調査を行います。もし地盤が軟弱だったり、重量のある建物を建てたりする場合、地盤改良工事が必要になることも。地盤調査のデータをもとに地盤を頑丈にして、建物が自重で傾いたり、地震などの影響で液状化したりするのを防ぎます。

基礎工事

基礎工事とは、地盤と建物とをつなぐ基礎をつくる工事のこと。基礎には建物の重さや地震の揺れをバランスよく地面に伝えて、建物を安定化させる重要な役割があります。また地面に含まれる湿気から建物を守ることも大切です。

掘削工事・砕石敷き

まずは基礎をつくるために地盤を掘削。細かく砕いた石(砕石)などを敷き詰めて、地盤を固めます。

防湿シート敷き

しっかりと固めた地盤のうえに防湿シートを敷き、地面から上がってくる湿気を予防します。

捨てコンクリート

砕石を敷き詰めて固められた地盤も、正確にいうと平らになっているわけではありません。 そのまままっすぐ建物を建てようとすると難しいので、捨てコンクリートを打って底面を平らにならします。建物の強度とは直接関係のないコンクリートですが、作業のしやすさがアップ。このあと基礎をつくるための目印も正確につけられるようになります。

配筋

基礎コンクリート内部の骨組みとなる鉄筋を組む作業です。捨てコンクリートに図面どおりに目印をつけて、鉄筋を組み立てます。基礎の鉄筋は、建物の強度にも影響する大切な要素です。そこでこの段階で「配筋検査」を行い、正しく鉄筋が配置されているかチェックします。

生コンクリート打設

鉄筋のまわりに型枠を組み、基礎内部のアンカーボルト(基礎と建物をつなぐ金属部品)を設置。平らな部分と立ち上がり部分にコンクリートを流して固めます。バイブレーターと呼ばれる振動機でコンクリートに振動を与えて、隅々までムラなく行き渡らせます。  

木工事

基礎工事が終わると、いよいよ木工事がはじまります。プレカットされた木材が現場に運び込まれて、建物の躯体を組み立てていく作業です。

土台敷き

木工事の最初は、基礎の上に土台をのせる作業です。基礎と土台の間には「基礎パッキン」を敷いてすき間をつくり、床下の湿気を排出できるようにします。

上棟

土台ができたら、その上に柱や梁を組み立てる作業です。斜めに渡すように筋交いを設置して、各柱と補強金物でしっかりと固定します。ここまでくると家が立体的に見えてくるので、マイホームへの実感が沸いてワクワクしますね。

屋根工事

 
  家の骨組みができあがったら、屋根を取り付ける作業です。まずは垂木を組んでベースとなる野地板が張られます。その上に防水のためのルーフィングを敷いてから、ガルバリウム鋼板や瓦などの仕上げ材を施工するという流れです。屋根ができると、工事中の雨の侵入がある程度防げるようになるので安心ですね。

サッシの取り付け

  柱と柱の間に壁を支えるための「間柱」を入れて、窓の枠になるサッシの取り付け。玄関ドアや勝手口なども設置します。

中間検査

このタイミングで、第三者機関のチェックが入ります。「図面通りに工事が行われているか?」「定められた基準どおりに補強金物が設置されているか?」「構造上の欠損がないか?」などが検査項目です。

電気工事

断熱材が入る前に、スイッチやコンセント、電話線といった配線・配管を通す工事も必要です。お客様は上棟後1週間~10日後に現場へ出向き、スイッチやコンセントの位置や数を確認します。これ以降は変更が難しくなるので、ライフスタイルをしっかりイメージしてコンセントの位置を考えましょう。

断熱工事

壁の下地となる板を張って、内側には寒さや暑さを防ぐ断熱材を入れます。現場発泡タイプの断熱材なら、建物の形にぴったりと密着させられて気密性がアップしますよ。断熱材を覆うように石膏ボードで蓋をすると、室内側の壁の下地が完成です。

外壁工事

家の外側には防水シートを張って、サイディングなどの外壁材を施工します。

仕上げ工事

ここからは建物の内装を仕上げて、水回り設備などを設置していきます。

ユニットバス工事

最も早く設置されるのがユニットバス。まだ他のお部屋は下地が見えている段階で、ユニットバスだけ完成した状態になります。壁やドアだけでなく、中の浴槽やシャワーといった細かい部品まで一気に取り付けられます。

フローリング工事

ユニットバスとほぼ同時期に、フローリング工事もはじまります。床のサイズにあわせてカットしたフローリング材等を固定。床材が張れた部分は汚れないように養生しておきます。

クロス工事

 
クロス=壁紙のこと。下地処理をして、裁断したクロスをのり付けします。もし漆喰などの塗り壁を選ばれた場合は、この段階で左官工事を行います。

設備機器の搬入設置

新築戸建ての工事もいよいよ大詰め。照明器具、洗面台、トイレ、エアコンなどが搬入されてきて、それぞれの場所に設置されます。現実的に暮らせる家へと徐々に近づいていく工程です。

完成~引き渡し

建物が完成したら、引き渡しまでに清掃や各種検査を行います。

清掃・クリーニング

ここまでの作業で、床や壁などがホコリっぽくなっていて不安に思われるかもしれません。しかし最後にお家全体をクリーニングするので安心してください。床、壁、天井、サッシなど清掃して、きれいな状態で引き渡します。

完了検査・完成検査

家が打ち合わせや図面どおりに完成しているかの検査も欠かせません。大きくわけると公的な完了検査と、お客様による完成検査の2種類のチェックが行われます。担当者といっしょに家の隅々まで見て回って、気になる部分がないか確認しましょう。

引き渡し

最終確認が終わったら、いよいよ住宅の引き渡しです。工事用のカギは、お客様専用のカギへと変更されます。

まとめ

今回は一般的な新築戸建て住宅の建築の流れをご紹介しました。施工会社や構造によって多少は工程が前後することもありますが、ざっくりとした流れは同じになるかと思います。   着工から完成までのだいたいの流れを知っておくと、工事中も適切なタイミングで現場を見に行くことができます。もし現場で気になることがあれば、なるべく早い段階で担当者に伝えると修正もスムーズでムダがありません。ぜひ工事中も積極的にかかわって、満足のいく家づくりを進めてくださいね。