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いつ建てるべき?マイホーム取得のタイミング

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  一生に一度の買い物と言われることも多い、マイホームの購入。「今の貯金額で買っても大丈夫かな?」「住宅ローンの金利や市況はどうなっているの?」など、購入のタイミングについて迷われている方も多いのではないでしょうか。   今回はマイホーム取得のタイミングについて、お金のことやライフイベント等から考えてみたいと思います。今買うべきか、もう少し先にすべきか…と悩まれている方は、参考にしてみてくださいね。  

ポイント1:住宅ローンは低金利時代

まずは住宅ローンの金利から見ていきましょう。低金利の今は、住宅ローンを組みやすいタイミングといえます。   現在の住宅ローンの金利がどれだけ低いかは、次のグラフを見ると一目瞭然。バブルの頃と比べると、1/3以下になっています。  

■民間金融機関の住宅ローン金利推移

参考/フラット35
  2021年9月の変動金利は2.475%となっていますが、これはあくまでも主な銀行の店頭表示金利の中央値をとったものです。さらにここから優遇金利が適用されるので、実際の金利としてはさらに低くなります。   たとえば、店頭金利2.475%から年率1.8%の引き下げられるとすると、実際の適用金利は0.675%とかなり低い水準になります。   では金利の違いで、どのくらい返済額に差が生まれるのでしょうか?  

■借入額3,000万円・返済期間35年・元利均等返済

適用金利 毎月返済額 総返済額 総利息
5% 15.2万円 6,360万円 3,360万円
2% 10万円 4,174万円 1,174万円
0.675% 8.1万円 3,370万円 370万円
  金利が数パーセント変わるだけで、利息の支払いは数百万から数千万円も多くなっていますよね。 これを見ると「金利が高かったころに比べて、今は資金計画が立てやすい」というのも、おわかりいただけるのではないでしょうか。  

ポイント2:頭金は貯蓄するべき?

あたりまえのことですが、借入額は少なければ少ないほど、返済額は減ります。 頭金を増やすために「今から数年間がんばって貯金しよう!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。   しかし、ここで考えておきたいのが「頭金が貯まるまでの家賃の支払いは?」という点です。   具体的にイメージしやすいように、《今すぐ家を買うAさん》と《今から5年間がんばって毎月5万円の頭金を貯めて家を買うBさん》を比べてみましょう。  

■4000万円の家を買う場合(金利0.675%、返済期間35年)

Aさん Bさん
頭金 400万円 700万円
借入額 3,600万円 3,300万円
毎月返済額 9.7万円 8.9万円
総返済額 4,043万円 3,707万円
総支払額 4,443万円 4,407万円
 たしかにがんばって頭金を増やしたBさんのほうが、総支払額が36万円安くなっています。しかしBさんは貯金する間、今住んでいる賃貸アパートの家賃を支払わなければなりません。 仮に家賃10万円のところに住んでいるとすると、年間の家賃は120万円、5年間で600万円にもなります。そうすると、むしろAさんよりも出費が多いですよね。 昔は「頭金は2割!」なんて話もありました。しかし今では金利がぐんと下がり、頭金ゼロでの住宅購入も珍しくない時代に。 「頭金を増やさなきゃ!」とマイホーム購入を後回しにした結果、逆に損してしまうケースもあるということを頭においておくとよいでしょう。

ポイント3:ライフスタイルを考える

お金のことだけでなく、結婚・出産・入園・入学など、ライフスタイルにあわせた買い時も考えなければなりません。たとえば小さいお子さんがいるご家庭は「小さいうちはお庭でのびのびと遊ばせたい」「下の階やお隣への音を気にしないでいい一戸建てで暮らしたい」などの希望も多いでしょう。 お子さんが小さい時期はわずか。「今しかできないこと」というのがありますよね。家を建てるからこそできる暮らし、得られる満足感も含めて、マイホーム取得のタイミングについて考えてみることをおすすめします。もちろん大人も同じで、「週末にバーべキューや自転車などの趣味を楽しみたい!そのための収納がたっぷりある家に住みたい!」などの希望があるかと思います。その理想の暮らしは、2~3年後に同じように叶えられるとは限りません。ぜひ家を建てることはライフスタイルの一部として考えてみてくださいね。

家を買うタイミングに悩んだら相談を

家を建てる場合は、土地も必要です。急に土地が見つかるとは限らないので、あらかじめ「どのエリアで暮らしたいのか?」なども考えておかれることをおすすめします。 「いつ買ったらいいのかわからない」「もう少し先でもいいのかな」と漠然と思っている方も、今後の見通しを立てておかれると安心です。今進めるべきか、もう少し待つべきか…ということも含めて、住宅会社へ相談してみてはいかがでしょうか